強力な「熱吸収力」と「断熱性」の ユニクールミット

断熱材ユニ・クールミットは、高温、加熱により溶接周辺の部品、または耐熱性に弱い母剤のひずみ、変色を保護する非常に強力な熱吸収力による全く新しい断熱材です。

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販売及びお問い合わせへの回答は行っておりませんのでご理解下さい。

今日、非鉄金属の材料が、各種製品に多く使用され。それらのほとんどが熱に弱いため作業効率を低下させているのが現状です。
ユニ　クールミットはその強力な熱吸収力、断熱性によって、ステンレスはもちろん、アルミニウム、塩ビ、半導体、ガラス、ダイス鋼度保持、異質の金属の溶接等複雑な溶接技術を要する設計などに利用されひずみ防止を母材保護、作業の省力化コストダウンに役立っています。

ユニ クール・ミットの特徴

1. 断熱部に塗るだけ
   ユニ クール・ミットは断熱部に塗るだけで、内部温度を急速に吸収、発散させます。
2. 再使用が可能
   ユニ クール・ミットは200℃〜1700℃の高温でも、表面0.5〜1m/mを除き大部分回収でき再使用できます。
3. 作業性の高いクリーム状
   ユニ クール・ミットは二酸化ケイ素を主成分に断熱効果の高い勇気、無機物を特殊製法により混練したもので、作業性の高いクリーム状です。
4. 汚染や毒性の心配が無い
   ユニ クール・ミットは完全中性で、人体に無害の水溶性で、高熱による酸化、有毒ガスの発生等の心配はありません。

ユニ クール・ミットの多種に亘る用途

1. 溶接、断熱、ロー付、ハンダ付の熱によるひずみ防止。
2. 溶接、断熱、ロー付、ハンダ付の熱による変色、酸化防止。
3. 溶接、断熱、ロー付、ハンダ付の熱による部品の保護。
4. 電気溶接の際、スパッター付着防止
5. 塗装製品、メッキ製品、ガラス、セラミック、木製品、繊維、半導体、等、熱に弱いすべての製品。
6. 金属にお局部焼入れまたは硬度保持。
7. 精密配管装置の熱交換等の修理、改造。
8. ゴム、プラスチック、塩ビ等のライニング加工製品。
9. 異質の金属溶接の作業時間短縮。
10. 空調機器、フロン回収装置等。
11. 船舶、溶接加工部。
12. 板金加工。

使用方法

1. 予め塗付表面の油、汚れがあると効果が落ちるので清掃する。
2. 熱を加える箇所に最も近い表面又は裏面にヘラまたは手で押し付けるように塗る。
3. 塗付の厚さは金属の種類によっても異なるが、母材の約3〜5倍、幅は3〜5cm程度、熱源のすぐ近くに塗付する。（スペースが在れば多めに塗付する）
4. 真鍮、鍋、あるいは熱伝導率の高いものは、なるべく厚く、そして幅も広くし多めに塗付する。
5. 作業後は刷毛又は手で除去し、後は水洗いで落とす。
6. 本品は中性で公害、有毒ガス発生等の心配は全くありません。

（注）ユニクールミット使用後はすみやかに拭き取るか洗い流してください。

ユニ クール・ミット使用上の注意事項

1. 熱を取る対象物の厚みは、2m/m以下にしてください。
   分厚くなると断熱効果が大幅に低減します。
   対象になる金属の種類によっては、対応可能な対象物の厚みがさらに薄くなる場合もございます。 （熱伝導率が高い素材はさらに考慮し厚みの少ないものにし下さい。）
2. 回収して容器にうつすとき多少精製水（薬局等で販売しています。）を入れて良く混合してください。
3. 手についた材料は早めに水で洗い落としてください。
4. 飲食物が直接触れる部分には私用しないでください。
5. 貯蔵の際は、完全密封してください。

ユニクールミット　組成と特徴

化学成分	％
無機質シリカ	11
アルミナ	5.0
酸化鉄	0.5
有機高分子ゲル化剤	0.2
シリコン	0.2
防食剤,着色香料、多少	極小
その他、精製水　多少	水分

特性・・・	水溶性
粘度数・・	100,000センチポイス

ユニクールミットの使用例

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ステンレス板金の場合

0.5mmのステンレス板の裏側にクールミットを幅30mm、厚さ10mm塗布し、アルゴン溶接を行ったが歪は全くなく、表面材料の変色を最小限に止めることが出来ます。

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鋼管ロウ付けの場合

すでにロウ付けしたAを保護し、Bにロウ付けする場合、Aにクールミットを塗ればAのロウ付け部分は保護されます。

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ステンレス冷凍ケースの場合

ケースの角付溶接の場合、板金処理に時間がかかるが、クールミットを下図のように塗れば歪もなく変色を少なく出来るので仕上げ時間の短縮になります。

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